写真的立体感・奥行き感について考察2

前回の続きです

僕はある実体験で奥行き感や立体感があると人は安心すると確信しました!

その実体験とは、新店舗建設の流れです。

(ここからはあくまで個人的な考えと実体験です)

 

新店舗計画では当然出来上がり予想の図面を見せてくれます。

正直、図面を見ても素人の僕は全くリアリティーを感じない^^;

建築屋さんは図面を見て自分の頭の中で立体的にイメージできる訓練を仕事上している。

 

が、建築は全くの素人である自分には平面である図面を見て立体的にイメージできない^^;

一生懸命説明してはくれますが…全くわからん

わからんっていうより図面ではイメージできないのです

 

店の全体像や大体のデザインとかはなんとなくわかる

でも、各部屋の大きさ、高さは数字は大体要望通りにはなってる…

ま、数字があってるので大丈夫だと思うんだけど…不安…

 

その次は、建築予定地に建物の外枠に沿って縄を張っていました。

これでもリアリティーを感じられない。

どうしてか?やっぱり自分の目に見えるのは平面だから

平面に(空き地)ただ縄を張ってるだけにしか認識できないんです。

まだまだ平面(二次元)で奥行き感、立体感(三次元)は感じられない

 

その次は盛り土されていました

空き地という全くの平面からほんの少し盛り土のおかげで

目に見えて平面ではなく立体的にイメージを作ることができました。

 

で、本題のなぜ写真には奥行き感や立体感が必要なのか?は

そもそも平面、二次元には人間の脳が慣れていないから!

人は奥行き感や距離感はかなり幼い時(赤ちゃん)に完成されるみたいなんですね。

ということは、生まれてからずっと奥行き感、距離感がある三次元の世界で生活しているということ。

人の本能的に見慣れていないものは

怖い…というか違和感を感じると思います。

 

写真とは一枚の紙です

いわば、二次元の世界です

平面(二次元)の上に立体(三次元)を表現するという矛盾した行為をしなければ

見慣れない(違和感)がある写真しか作れないということになります。

 

僕は日々の日常を切り取り写真であなたの「今」

あなたの家族の「今」を感じてもらいたい。

日々の日常とはいうまでもなく奥行き感、立体感がある三次元の世界です。

スタジオ撮影ロケ撮影も奥行き感、立体感を頭に入れて撮影することは

当然のことだと認識して撮影していこうと思ってます。

 

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